さりげなく、整える。Quietly composed.
香りは、空間にそっととけこむもの。気づくか気づかないかの濃度をていねいに探り、その場の集中や会話、料理や接客と静かに調和させます。
tomicome は、創業のときから「くらしにとみを。」という言葉を掲げてきました。いまも、その思いは変わっていません。
ただ、私たちが日々向き合う空間と、その空間でときを過ごす人たちを見つめなおすうちに、言葉のあいだに、ひと呼吸ぶんの間(ま)が必要だと感じるようになりました。
「くらしに、とみを。」読点ひとつぶんの余白。
その小さな間こそ、私たちが空間に持ち込みたい態度そのものです。
私たちは、「とみ」を、ささやかな豊かさとして表現しています。
ただ、私たちが扱う「とみ」は、所有や量のことではありません。朝のひと呼吸。打ち合わせ前のロビー。診察室を出たあとの数秒。その場にいる人が、自分でも気づかないうちにふっと肩の力を抜く——そんな、日々や空間のなかでふと気づく心地よさ・余白・余韻のことを、私たちは「とみ」と呼んでいます。
施設も、店舗も、人が時間を過ごす場所であるかぎり、それは誰かの「くらし」の一部です。だから私たちは、住まいも、施設も、同じまなざしで整えます。
香りは、空間にそっととけこむもの。気づくか気づかないかの濃度をていねいに探り、その場の集中や会話、料理や接客と静かに調和させます。
設置して終わりにしません。季節・湿度・利用状況に合わせて、定期的に現場へ伺い、香りの濃度や機器の状態を整え続けます。担当者の手をふやしません。
同じ香りで揃えることはしません。施設の用途、動線、人の流れ、その土地の気配を読み、その場所だけの空気を組み立てます。
私たちが扱っているのは、香りそのものではありません。
照明、素材、音、人の声、滞在時間。空間を構成するさまざまな要素のあいだに、香りという目に見えない一本の線を通すこと。それが私たちの仕事です。
だから tomicome は、香りを売る会社ではなく、空間の居心地を整える会社だと考えています。人が時間を過ごすすべての場所が、その対象です。
ここまで読んでくださったあなたへ。私たちが、空間ごとに何をどう設計し、どこまで預かるのか。具体的な仕事のしかたは、サービス内容のページにまとめています。